2017年振り返りと2018年について

あけましておめでとうございます。

野村です。

2017年を振り返り、2018年の野望を語っていきたいと思います。

もしよければ、読んでいただけると嬉しいです。

 

まず、僕個人の2017年を

 

1月 やまだのむら村興し公演「興」-「朗読劇」

3月 レトルト内閣「オフィス座の怪人」

5月 マコンドープロデュース「祖国は我らのために」

7月 なかないで、毒きのこちゃん「おれたちにあすはないっすネ」

8月 甲斐ファクトリー「ワンダフルワールド」

9月 ぬいぐるみハンター「愛はタンパク質で育ってる」「くちびるぱんつ」

10月 牡丹茶房「Maria

12月 はらぺこペンギン!「不思議の国でノックアウト」

 

合計8本の舞台に出演させていただきました。

ありがとうございます。

2017年全体で考えれば、別れの一年だった気がします。

個人的な出来事もそうでしたが、出演作もそういう舞台が多かったように思います。

 

1月のやまだのむらは記念すべき、旗揚げ公演。

劇団5454の春陽漁介さんと、くによし組の國吉咲貴さんという素敵な脚本家と、素敵なキャストに囲まれての公演でした。

ご来場いただいた皆様本当にありがとうございます。

この企画の良いところと、悪いところが見えた公演でもあり、2018年はその部分を解消していくことに焦点を当てたいと思います。

 

3月のレトルト内閣は、大阪での出演作。

ここ最近の関西では珍しくなってきた、シングルキャストで動員1000人規模の団体です。生バンドを使って、歌、ダンス、芝居という3本で彩るエンタメ作品でした。

 

5月のマコンドープロデュースは、脚本:劇団チョコレートケーキの古川さんと、演出:オーストラマコンドーの倉本さんのタッグの作品。

ものすごく素敵なキャスト陣と、ものすごい手数の躍動シーンにより、ロシア革命時の、市民の動き、揺れ、苦悩を表現していきました。

初めてづくしの公演でしたが、素敵なキャストばかりで、とにかく楽しかったです。

 

7月のなかないで、毒きのこちゃんは、2日間で8ステというとにかく過密スケジュール。駅前劇場全体を使って、いろいろな場所で同時進行で芝居が進行していきます。お客さんも移動自由なので、好きな場所で観劇してよいという他ではないスタイル。

これほどまでに複数回観劇をお勧めする公演は過去なかったと思います。

このスタイルがお客さん側に定着すれば、今後ものすごく人気が出る公演スタイルなんじゃないかな、と思います。

 

8月の甲斐ファクトリー。主役をいただいた公演で、戸籍のないホストという役。お芝居の構築、演出、脚本の解釈いろんなところでぶつかったりもしましたが、ここで学んだことが次のぬいぐるみハンターで活かせたかなと思います。

 

9月のぬいぐるみハンター。ずっと池亀さんと一緒にやってみたかったので、念願叶っての公演でした。

座組みの中で最年長という珍しい公演だったんですが、結構好き勝手やらせてもらってかなり楽しかった公演。

小屋入りしてからは、走り回ってた記憶がほとんどで、お芝居というより公演で遊んでるような感覚の公演でした。

 

10月の牡丹茶房。2016年の3月の「縋り雨」が終わってから比較的すぐにオファーいただいて、出演を決めたので、2017年一番最初に決まった公演でもあります。

MITAKANEXTSELECTIONという素敵な企画に呼んでいただき、とても気持ちよい運営体制で公演自体はできました。

同時に、出演者が増えた時に、どう稽古を回していくのか、という部分が重要になってくるのと、今までたくさんの先輩方に助けていただいたり、教えてもらったことを活かせた公演かな、とも思います。

 

12月のはらぺこペンギン! 2016年に見た舞台の中で、はらぺこペンギン!「鬼ヶ島平八郎一家の乱」が一番面白かったので、今回参加させていただきとても嬉しかったです。

ほぼほぼ最年少というここ最近なかった座組みなので、とにかく甘えさせていただきました。

ただ、甘えるだけでなく、献身性などが必要なところはそれを察して動いたりと、前できなかったことができるようになっていたりとしたので、「ああ、少しはマシになったのかな」と思ったりもしました。

 

こんなことを考えながら一年を過ごして参りました。

ご一緒いただいた方々、本当にありがとうございました。

たくさんお世話になりました。

また、何か恩返しできればと思います。

 

さて、これを踏まえての2018年の野望ですが、

 

たくさん公演をうちたい

 

という点に集約されると思います。

詳しくは順次お知らせさせていただきますが、

 

2名の脚本/演出家をお招きし、作品をシャッフルして演出しあっていただく公演

60分ほどの少人数の公演

・新作ではなく、再演をする公演

 

など、多様な公演をうちたいと思っています。

結局のところ、このやまだのむらというユニットは、どうありたいのか、どういうことを目的にして、誰のためのユニットなのか、というところをしっかり見据えて動いていければと思っています。

 

待つのではなく、攻めの企画でありたい。

野村と山田のための企画である。

実力をつけたい、売れたい、楽しみたい。

 

この三つがやまだのむらの企画趣旨でもあるので、ここにこだわって2018年動いていければと思います。

 

まだ駆け出しの団体ではありますが、良い作品を作りたいというところは妥協せず突き進んでいきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

 

それでは、2018年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

野村